本当に学ぶ価値があるWebマーケティング資格14選 現役マーケター・転職希望者向け
「マーケターとしてキャリアアップするために体系的に資格の勉強をしたい」「未経験でマーケターに転職・就職するために最低限の資格を取りたい」といったニーズは非常に多いです。
ただ数あるマーケティング資格の中でどの資格が本当に実務に役立つのか、時間や労力を投資するに値するのか分かりづらいのも事実です。
そこでこの記事では、現役のマーケターからこれからマーケティング職を目指す人に向けて、マーケティング資格の必要性や、分野・目的別に厳選した資格を詳しく紹介します。
資格取得は必須ではありませんが、本当に意味のある資格を選ぶことができれば、その学習で得られた知識が強力な武器になることは間違いありません。
まずは「そもそもマーケティングに資格は必要なのか」から確認していきましょう。
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そもそもマーケティング資格は必要なのか?
マーケティング資格の取得については、現場のマーケターの間でも賛否両論あります。まずは客観的な判断を下すために資格取得を「推奨する意見」と「不要とする意見」の両方を確認しましょう。
資格取得を推奨する意見(メリット)
資格取得を推奨する立場からは、主に4つのメリットが挙げられます。

- 体系的な知識を習得できる
実務では断片的な知識は身につくが、資格学習によってマーケティングの全体像を体系的かつ効率的にインプットできる - 客観的なスキルを証明できる
マーケティングスキルは目に見えにくく証明が難しいが、資格によって知識レベルを客観的に証明できる。名刺やWebサイト、履歴書に記載することで社内外からの信頼を得やすくなり、「このくらいのことはできる」という明確な指標になる - 就職・転職での有利性
実務経験のない未経験者や学生にとっては、資格はマーケティング職への熱意や能力を示すアピール材料になる。自主的に学習した事実は採用担当者に「自ら学ぶ意欲がある」というポジティブな印象を与える - キャリアアップと年収向上
現役のマーケターがより専門性の高い、難易度の高い資格を取得することでキャリアの可能性を広げられる。社内での昇進、より条件の良い企業への転職・案件獲得などにつながる
資格取得は不要とする意見
一方で、資格取得は不要、時間や労力の投資先としてはおすすめできないという意見もあります。
- 実務との乖離
資格で学んだ知識が必ずしも実際の業務に直接結びつくわけではない。特にトレンドの移り変わりが激しいWebマーケティング業界では、実務でスキルを磨くことが重要 - 時間と費用の投資
資格取得には学習に費やす時間だけでなく、受験料やテキスト代といった金銭的なコストもかかる。「資格取得が投資に見合う」という判断を含めて選考材料にされる - 資格取得がゴールではない
資格を持っているだけで満足し、学ぶことをやめてしまっては意味がない。マーケターには、常に最新のトレンドや成功事例をインプットし続ける姿勢が不可欠
これらのメリットとデメリットを踏まえると、マーケティング資格の取得は、万人に推奨されるものではなく、個々の目的やキャリアプランに応じて戦略的に判断すべきものであると言えます。
資格が「有効な人」と「必要性が高くない人」
上記のメリット・デメリットを踏まえ、具体的にどのような人が資格取得から大きな恩恵を受けられるのかを見ていきましょう。
- 未経験からマーケティング職に転職・就職したい人(学生含む)
実務経験がない場合、資格はマーケティングへの強い意欲と基礎知識があることの証明になる。
→おすすめ資格例:「マーケティング検定」など - 現職でキャリアアップを目指すマーケター
キャリアの幅を広げたい現役マーケターが専門性を身につけ、管理職への昇進や、より上流の戦略立案に関わるポジションへの道が開ける
→おすすめ資格例:「ウェブ解析士」「統計検定」など - 未経験でマーケティング部署に異動になった人
日々の業務をこなしながら、ゼロから知識を吸収していく必要があり、体系的にまとめられたカリキュラムに沿って学習することで、マーケティングの全体像を効率的に掴める - フリーランスとして案件を獲得したい人
自身のスキルを客観的に証明し、クライアントからの信頼を得ることで案件の獲得につながる
→おすすめ資格例:「Google 広告認定資格」など
逆にすでに十分な実績があり、実務の中で新しいスキルを身につけられる環境にある人や資格の学習範囲がすでに知っている内容である人などは、資格への投資は不要です(そのような人はこの記事を読んでいないかもしれませんが……)。
以下では数あるマーケティング資格の中から、目的別に厳選した14の資格を具体的に紹介します。資格は大きく
- 「マーケティング全般」
- 「Web広告運用」
- 「データ分析・解析」
- 「コンテンツ・SEO」
の分野に分けられます。
【総合基礎】マーケティング全般の知識を学ぶ定番資格
マーケティングの普遍的な知識や実務を幅広く学べる、定番の資格は以下のとおりです。
いずれの資格も単体で転職や就職に有利になることはありませんが、マーケターの入口として体系立てた学習に有効です。
1. マーケティング検定
マーケティング検定は公益社団法人日本マーケティング協会が主催する、理論・戦略寄りのマーケティング力を身につけられる資格試験です。
教科書的なマーケ理論をコンパクトに学べること、難易度が低く、学習コストが低いことがメリットです。
3級(基礎)・2級(実務経験者)・1級(プロ水準)の3段階あります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学べること | ・3級:マーケティングの基本概念 / 基礎理論 / 代表的フレームワーク など ・2級:ブランド / サービスマーケティング / グローバル戦略など、実務に近い領域 ・1級:組織論やイノベーション、戦略立案やマネジメント視点 など |
| 難易度 | ・3級:学習目安30~50時間 ・2級:50~80時間程度 ・1級:100時間以上 |
| 試験日程 | 年数回、CBT方式や会場試験で実施 |
| どんな人におすすめか | 特に3級は大学生や若手社会人、初心者で「マーケティングの基礎教養+履歴書に書ける資格」を取りたい人、マーケティングの全体像を知りたい人におすすめ |
2. マーケティング・ビジネス実務検定®
2005年に開始された国際実務マーケティング協会が主催する検定で、マーケティング知識と事例を通じて実務能力を測る資格です(主催者は「協会」と名付けられていますが株式会社が運営する団体の資格です)。
C級(初級)・B級(中級)・A級(上級)の3段階があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学べること | ・市場調査、STP、4Pなどマーケティングの基本フレームワーク ・商品企画、プロモーション設計、販促企画など実務に直結する知識 ・Web/オフライン問わず、マーケティング施策全体を理解する素地づくり |
| 難易度 | ・C級:入門レベルで独学可 ・B級:実務レベル。学習目安は50~100時間程度 ・A級:戦略立案レベル。学習目安は100~150時間程度 |
| 試験日程 | 年3回程度、オンライン中心で実施 |
| どんな人におすすめか | ・Webマーケ未経験~1、2年目の若手で、基礎を体系的に固めたい人 ・マーケターとして転職・副業を視野に入れつつ、まずは「基礎固め+肩書き」が欲しい人 |
【Webマーケ総合】基礎知識・総合スキルが学べる資格
Webマーケティングに特化した知識を体系的に学べる資格は以下のとおりです。
3. IMA(Internet Marketing Analyst)検定
一般社団法人IMA研究所が運営する主にWeb広告に従事する人のためのマーケティング資格です。「集客→アクセス解析→改善レポート→施策実行」まで一連のプロセスを学べます。
また試験は教材の閲覧などが認められており「知識よりもどう実践するか」に重きが置かれています。
若干、広告に特化した内容ですが、Web広告運用はマーケティングの中核であり全体を俯瞰できる能力を身につけることができます。
資格はStandard、Professionalの2段階です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学べること | ・Google広告、Yahoo!広告の設定~運用、キーワード選定、広告文作成、改善の回し方など、広告運用スキル ・Googleアナリティクス(GA4)の設定とレポート分析、改善仮説づくりまで含めたアクセス解析スキル ・集客プラン作成やABテストなど「運用型広告+解析」を仕事で回せるスキル |
| 難易度 | ・Standardはeラーニング+オンライン試験(2.5時間)。講義を受講すれば合格しやすい「担当者レベル」 ・Professionalはより高度な運用・分析スキルが問われる「中級~実務経験者」レベル |
| 試験日程 | 年数回オンライン試験を実施 |
| どんな人におすすめか | ・SEO/広告/SNSなどを断片的にやってきたマーケター ・Web広告運用のスキルを強化したい人 ・実務でそのまま使える広告運用スキルを身につけたい人 |
4. ネットマーケティング検定
多様なビジネス能力検定を実施するサーティファイが主催する、Webマーケティングの基礎から応用を体系的に学べる検定です。
SEO、リスティング広告、SNS、アクセス解析などWebマーケティングの全体像を広くカバーしています。
難易度、学習ハードルは低めで「まったくの初心者が全体像を掴むのには悪くない」といった資格です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学べること | ・Webサイト集客の基本(SEO、リスティング、ディスプレイ広告、SNS) ・アクセス解析や効果測定(KPI、PDCA)の基礎 |
| 難易度 | ・学習時間の目安は15~60時間前後 ・「担当者レベル」の初心者でも十分合格できる |
| 試験日程 | 通年で複数日程から選択可 |
| どんな人におすすめか | ・Webマーケティングの基礎を一通り押さえたい初心者(「SEO?広告?SNS?がわからない」レベルの人) ・自社サイトやLPの集客・改善を担うWeb担当者、広報・販促担当 ・Webマーケ職に転職したい学生・若手社会人 |
【Web広告運用】実務に直結する評価されやすい資格
Web広告の運用スキルを証明する、実務に直結する資格です。
GoogleやYahoo!、Metaといった媒体公式の広告資格は、実務での信頼性が高くクライアントからも評価されやすいです。
一方で「持っていて当たり前」と見なされることもある資格ですので、特にWeb広告運用をメインにするなら確実に押さえておきましょう。
5. Google 広告認定資格
Googleが提供する公式資格で、「検索広告」「ディスプレイ」「動画」「ショッピング」「アプリ」など、各種Google広告プロダクトの基本構造を実務ベースで理解できます。
業務でGoogle広告を扱うなら取得しておきたい資格です。未経験であれば「勉強はしている」ことを証明できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学べること | ・Google広告の入札戦略、キーワード設計、品質スコア、レスポンシブ広告、コンバージョン計測など ・キャンペーン設計からレポーティングまで一連の流れ |
| 難易度 | ・公式スキルショップの教材を学習すれば合格できるレベル。ただし合格点が高いため基礎を押さえた対策は必須 |
| 試験日程 | オンラインでいつでも受験可 |
| どんな人におすすめか | ・Google広告を日常的に運用する担当者・フリーランス ・代理店・事業会社(インハウス)の広告運用担当者 ・広告運用に関わりたい初心者 |
関連記事:初心者でもわかる「Google広告とは?」種類と仕組み、費用やメリットを解説
6. Yahoo!広告認定資格
LINEヤフー株式会社が提供する公式資格で、Yahoo!広告の運用スキルを証明する認定制度です。
Yahoo!広告は地方・中小・BtoC商材などを中心に今も利用率が高いです。また「Google1本足」よりも現場を理解できていることを証明できる「Google+αで評価される資格」と言えます。
学習コンテンツ、受験料ともに無料で、オンラインで完結します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学べること | ・Yahoo!検索広告・ディスプレイ広告の配信設計、入札やターゲティング設定、管理画面の操作方法 ・日本市場でのYahoo!広告の特性や、Google広告との使い分けなど |
| 難易度 | 実運用を前提にした「中級レベル」で経験者向け |
| 試験日程 | 全国のテストセンターでCBT通年受験可 |
| どんな人におすすめか | ・国内向け広告案件に関わる人 ・Yahoo!広告の運用にある程度関わっている人 ・広告代理店・事業会社の運用担当者 ・Google広告だけでなく、Yahoo!広告も提案できることを示したいフリーランス・コンサルタント |
関連記事:【3大媒体】Google広告 / Yahoo!広告 / Microsoft広告の比較。強みや選び方を解説
7. Meta認定デジタルマーケティングアソシエイト
Meta(旧Facebook)が提供する公式資格「Meta Blueprint認定」の入門レベルの資格です。Meta広告を中心としたデジタルマーケティングの基礎を学べます。
Meta広告(Instagram / Facebook)の考え方・構造を体系的に学べ、SNS広告未経験者でもとっつきやすい資格です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学べること | ・Metaプラットフォームの価値、ビジネスアカウント・ページの構築、広告マネージャを使ったキャンペーン設計・配信管理・レポート作成 ・Instagram/Facebook広告運用の基礎 |
| 難易度 | Google広告認定・Yahoo!広告認定と比べてやや難しい。運用経験があると有利な「中級寄り」レベル |
| 試験日程 | ピアソンVUEのテストセンターまたはオンライン監督試験で通年実施 |
| どんな人におすすめか | ・SNS広告の運用に携わりたいマーケターや学生 ・Instagram/Facebook広告を扱う広告運用者・SNSマーケ担当者 ・「SNS広告に強い」ことを証明したい人 ・Google/Yahoo!に加え、SNS広告も含めたトータルメディアプランナーを目指す人 |
関連記事:初心者でもわかる「Meta広告とは?」仕組みや種類、メリット、Google広告との違いを解説
関連記事:【Shopify連携】Meta Advantage+ カタログ広告(旧:ダイナミック広告)とは?
【データ分析・解析】データに基づいた判断に特化した資格
データに基づいた意思決定に不可欠な、統計や分析ツールのスキルを証明する資格です。
データ分析系資格は知識があることで実務で思考する際の補助輪にはなりますが、持っていることで実務能力の証明にはなりづらい(資格がある=分析できるいではない)のが特徴です。
8. Googleアナリティクス認定資格(GAIQ)
Googleが公式に認定する無料で学習・取得できる資格です。Webサイト分析ツールの「Googleアナリティクス(GA4)」の習熟度を証明できます。
(もともとはユニバーサルアナリティクスの資格でしたが、現在はGA4向けの資格に移行しています)。
実務者・採用側にも認知度が高く「最低限GA4を扱える」という客観性を示せます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学べること | ・GA4の基本概念(イベント/コンバージョン/レポート構造)、トラッキング設定、レポート活用 ・Google広告やGoogleマーケティングプラットフォームとの連携 |
| 難易度 | ・公式のeラーニングを一通り学習すれば合格可能なレベル。ただし、GA4の仕様に慣れていないと難しい ・学習時間は5時間程度 |
| 試験日程 | いつでもオンラインで受験可 |
| どんな人におすすめか | ・GA4を日常的に扱うWeb担当者・広告運用者 ・広告/SEO/CV改善に関わる人ほぼ全員が持っておいて損はない(逆に「持っていて当たり前」) ・断片的に学んだGA4を体系立てて学びたい人 ・フリーランスや代理店で「Google公式認定」をアピールしたい人 |
9. ウェブ解析士
一般社団法人ウェブ解析士協会(WACA)が認定する、アクセス解析を中心としたデジタルマーケティング資格です。Webデータから成果につながる改善提案ができる人材育成を目的として提供されています。
どちらかと言うと「ツールの操作」よりも「数字をどう解釈して、どう施策に落とし込むか」に重心が置かれています。
「肩書」としてもある程度通じる資格の1つです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学べること | ・GA4などアクセス解析ツールの指標の読み方、レポート作成 ・集客チャネル別の効果分析、KPI設計、サイト改善提案など |
| 難易度 | ・PCで受験・テキスト持ち込み可(公式テキスト・資料閲覧可) ・学習目安は15〜60時間程度 ・独学でも合格できる「初~中級レベル」 |
| 試験日程 | 月2回の試験開始日が設定 |
| どんな人におすすめか | ・データに基づいた改善提案ができるようになりたい人 ・数字は見てるが「次の一手」に自信がない人 ・他職種との連携を円滑にしたい人 ・レポート作成・改善提案を任され始めた人 |
10. Webアナリスト検定
一般社団法人ウェブ解析士協会などが関わる「講座+試験型」の資格で、Webマーケティングの概論からアクセス解析・改善提案までを一通り学べます。
難易度は低く、短期で取得できる初心者向けです。先に紹介した「GAIQ」前のウォーミングアップとして学習するのもおすすめです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学べること | ・Webマーケティングの全体像とアクセス解析の基本 ・レポート作成や改善提案の型 |
| 難易度 | ・5時間の講座受講後、80分・70問のオンライン試験 ・講座とテキストをこなせば合格できる初心者向け |
| 試験日程 | 各地・オンラインで不定期に開催 |
| どんな人におすすめか | ・アクセス解析に初めて触れる人 ・自己流の分析から脱却して、より深い分析スキルや視点を身につけたい人 ・若手・初心者の育成用途として |
11. 統計検定
日本統計学会が運営する全国統一試験で、統計学の基礎から応用までを評価する資格です。
データサイエンスの基礎を固め、データに基づいた客観的な意思決定能力を養います。学習によって数字への耐性や論理思考力の証明につながります。
マーケティングよりも思考力を養うための資格です。2級を取得できれば実践でも活用でき「思考できる人」をアピールできます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学べること | ・平均・分散・確率分布・推定・検定などの統計学の基礎理論 ・相関・回帰などの多変量解析まで(級によって範囲は異なる) ・データサイエンスやマーケティングリサーチ、ABテスト設計 |
| 難易度 | 2級は大学基礎課程レベルで勉強目安は55~100時間程度 |
| 試験日程 | 準1級から4級は通年開催(全国のCBT方式試験の会場) |
| どんな人におすすめか | ・データドリブンなマーケティングを実践したい人 ・施策の妥当性を論理的に説明したい人 ・データアナリストやリサーチャーを目指す人 |
ちなみに分析系の資格として「統計士・データ解析士」が推奨されることがあります。
こちらの資格は「これからマーケティングに取り組みたい人」「マーケターとしてレベルアップしたい人」といったこの記事の想定読者には少しオーバースペックなので割愛します。
【コンテンツ・SEO】集客・コンテンツ制作スキルを証明する資格
Webサイトへの集客に欠かせないSEOの専門知識を証明する資格です。
SEO・コンテンツ系の資格は特に「資格=実力」にならない領域です。だからこそ優先順位と取捨選択が重要です。
12. SEO検定
一般社団法人全日本SEO協会が主催するSEO専門資格で、4級から1級で構成されています。
検索エンジンの仕組みから内部対策・外部対策、コンテンツSEOまでを体系的に、網羅的に学べます。
初心者がSEOを体系的に理解している証明としては「アリ」な資格です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学べること | ・4級:SEOの基本用語・概念 ・3~2級:キーワード選定、内部リンク構造、モバイル対応、ペナルティ対策など ・1級:競合分析、SEO戦略設計、運用の考え方など |
| 難易度 | 4・3級は初級、2級は中級、1級は実務経験者向け |
| 試験日程 | 東京は毎月開催、その他の主要都市は年に1〜3回程度開催 |
| どんな人におすすめか | ・コンテンツマーケティングやWebサイトの集客担当者、Webライター、ブロガー ・SEO初心者、社内でSEOを任され始めた人 ・SEOコンサル・制作会社でSEOの専門資格を客観的に示したい人 |
関連記事:【AI時代】SEOの将来性は?今でも重要な理由とメリット・デメリット
13. Webライティング能力検定
一般社団法人日本WEBライティング協会が主催するWebライティングの文章力+SEOの総合力を測る検定です。
文章の読みやすさ、構成力、日本語表現など「書く力」そのものが評価されます。AIによる文章生成が広まった今だからこそ、正しい日本語力があるライターや編集者、メディア運営者は発注者側としても貴重な存在です。経験者でも新しい気付きを得られるかもしれない資格です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学べること | ・国語力・文章構成・コピー/メールライティング ・SEOライティング、文章作成における法律・倫理領域 ・Webメディア記事、オウンドメディア、ブログなどのライティング品質向上に直結するノウハウ |
| 難易度 | 2・3級は初心者でも挑戦しやすい。1級合格率は25~30%程度 |
| 試験日程 | 年4回程度(3ヶ月に1回)、全国主要都市で実施。オンライン試験は月1回ペース |
| どんな人におすすめか | ・Webライター・編集者で文章力とWebリテラシーを総合的に証明したい人(どちらかというと初心者向け) ・自社メディア運営で、企画~執筆まで担当するマーケ担当・広報担当 |
14. ビジネス著作権検定
サーティファイが実施する著作権の実務検定で、BASIC・初級・上級の区分があります。
コンテンツの作成や利用に不可欠な著作権の知識を証明し、SNSでの炎上など、意図しないトラブルを未然に防ぐ知識やスキルを学べます。
一見地味ではありますが、実務のリスク管理で重宝される能力です。コンテンツ担当・編集者には相性がいい「守りの資格」と言えます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学べること | ・文章・画像・音楽・動画など各種コンテンツに関する著作権の基本ルールと保護範囲 ・引用・二次利用・SNS転載・画像素材利用などで侵害を避けるための実務的なポイント・判例 ・オウンドメディア・ブログ・SNS運用での「炎上・違法リスク」 |
| 難易度 | ・上級では判例理解も含まれ難易度が上がるが、法学部レベルの専門性までは要求されない ・勉強目安は初級が15時間、上級が45時間 |
| 試験日程 | 年4回程度、「リモートWebテスト」による在宅受験形式 |
| どんな人におすすめか | ・コンテンツ制作・SNS運用・動画制作など「他人の著作物」を扱う担当者 ・オウンドメディア運営者・編集者・ライター |
マーケティングおすすめ資格まとめ
最後にこの記事で紹介した14の資格の中から「こんな場合はどの資格がおすすめ?」への回答をまとめておきます。
| 質問 | 回答 |
|---|---|
| 完全に未経験から転職する場合など網羅的に学ぶには? | ・マーケティング検定 ・マーケティング・ビジネス実務検定® ・IMA(Internet Marketing Analyst)検定 ・ネットマーケティング検定 など |
| 本当に実務に役立つ資格は? | 特に広告系、分析系の資格は実務に直結します ・IMA検定 ・Google 広告認定資格 ・Googleアナリティクス認定資格(GAIQ) ・ウェブ解析士 など |
| 独学で取れるマーケティング資格は? | 実務経験の有無で有利・不利はあるものの、この記事で紹介した資格は基本的に独学で対応できます。未経験で実務環境がない場合はスクールの利用もあり |
| 広告運用者として最低限必要な知識を偉える資格は? | ・Google 広告認定資格 ・Yahoo!広告認定資格 ・ウェブ解析士 |
| 大学生におすすめのマーケティング資格は? | ・マーケティング検定 ・マーケティング・ビジネス実務検定® ・Google広告認定資格 ・GAIQ などの資格に加えて、自分のメディアやSNSの運用経験を積むのがおすすめ |
また、以下のマーケティングの資格に関するよくある質問も参考にしていただき、学習計画を立てる際の参考にしてください。
| 質問 | 回答 |
|---|---|
| 企業から見て評価しにくい資格は? | 難易度が低すぎるもの、暗記型で実務と連動しにくいもの、何ができるか想像しにくい民間資格など(ただし得られる学び自体に意味がないわけではない) |
| 資格取得後に実務経験を積むには? | 自分のサイト・SNSの運用、副業・業務委託、知人・社内のWeb改善など、小さく実務経験を積むのがおすすめです。規模ではなく「数字を見て、改善した経験」があるかが重要 |
| マーケティングの国家資格はある? | この記事では敢えて挙げていませんが「中小企業診断士」は国家資格です。ただしマーケ専用資格ではないこと、難易度や学習コストが高いといった注意点があります。戦略・事業サイドでキャリアをつくりたいなら検討の余地あり |